イランがイラクを攻撃したことで、アメリカとイランの開戦の緊張が高まっています。
戦争にはなってほしくないですが、アメリカとイランの開戦は避けられない状況となりました。
この記事ではアメリカとイランが開戦すれば日本にはどういった影響があるのかを紹介したいと思います。
日本の影響はガソリン価格の高騰
日本への影響が避けられないのは何といってもガソリン価格の高騰です。
イランは日本にとっても重要な石油輸入国。
というのもイランは日本にとって石油輸入国が3番目に多い国。(サウジアラビア、UAEにつぐ)
そのイランに危険が及ぶと、石油価格は高騰し、石油を原料にしている産業のダメージは大きいです。
円高も心配
かつて湾岸戦争時には開戦前にドルが買われてドル高となり、その後ドルが下がり、円高になった傾向があります。
これは、有事の際のドルを買っていたが、開戦後は高くなったドルを売る傾向が強まったためです。
しかし、今回は年末からアメリカとイランの関係悪化と中東の緊張が強いことからドル安円高傾向が強くなっており、もし開戦となってもドル高が強まる影響は否定できません。
海上自衛隊派遣も心配
昨年閣議決定で、海上自衛隊の中東派遣が決まっています。
名目は日本船舶の中東での安全確保、防衛のためですが、イランがアメリカへの報復として日本船舶も狙われる可能性もあるのではと心配になります。
ただ、日本とイランの関係は大変良好で、イランにとっても日本は大切なビジネス相手。
日本の船舶や海上自衛隊に対して報復するようなことはしないでしょう。
アメリカがイランを掌握してしまったら
戦争は避けてほしいですが、アメリカとイランが開戦し、互いが戦うと、イランがアメリカに折れる可能性があります。
つまりは、アメリカがイランの石油関連を掌握する可能性が高まります。
そうなればアメリカ経済は強いものになり、日本経済も影響が及ぶことでしょう。
アメリカとイランの関係からは目が離せませんね。
以上、アメリカとイランが開戦すれば日本にはどういった影響があるのかを紹介しました。