近江高校の甲子園ブラバン応援曲「ハンドクラップ」とは?

スポーツ

始まりました!甲子園!

今回も強豪が目白押しの中、ブラバンの応援が今年も工夫を凝らしています。

そこでこの記事では、近江高校が新しく披露する「Hand Clap」(ハンドクラップ)について紹介したいと思います。



 

Hand Clapの原曲は?

「Hand Clap」(ハンドクラップ)は、Fitz and the Tantrums(フィッツ&ザ・タントラムズ)の曲。

ミュージシャンだったフィッツに女性ヴォーカル+サックス&フルート+キーボード+ベース+ドラムス&パーカッションを加えた6人組で、結成は2008年。

2013年には、かのブルーノ・マーズのオープニングアクトも努めた注目アーティストだ。

「Hand Clap」(ハンドクラップ)はおしゃれなダンス曲。

原曲ではサックスや曲名の通りハンドクラップ(手拍子)もあってノリノリ!!

応援で盛り上がること間違いなしだ。

Hand Clapは下記のアルバムにて聞けます。

・「Fitz and the Tantrums」

2016年リリースの3枚目のスタジオ・アルバム

1曲目に収録



洋楽を多彩に取り入れる近江高校ブラバン

近江高校はなんておしゃれなんでしょう。

近江高校は、Pitbullの「Fireball」をチャンスタイムに披露したり、オフスプリングのかっこいい曲「PrettyFly」など
日本の高校生にしてはノリノリの洋楽チューンを演奏し、ノリノリの応援に仕上がっている。

その動画がこれだ。

最初の方が、「PrettyFly」で、3分55秒が「Fireball」。

Fireballなんでラップの掛け合いで、クラブパーティーチュンばりにノリノリだ!!

ちなみに原曲のサウンドは以下の通り。

オフスプリング「PrettyFly」

原曲は歪んだギターもかっこいいロックチューンです。

 

ピットブル「Fireball」

原曲は、サックスがアゲアゲテンションに変えてくれるクラブチューン。

シャウト、パーカッション、手拍子がノリノリなので、まさに応援曲にはぴったり。

もう、サウスポーや紅、タッチなどの定番曲が色あせてしまうほど甲子園の応援とは相性バツグンだ!!



近江高校の応援を変えたのは樋口心先生

実はこの洋楽曲を新たに取り入れ始めたのは、高校生ではなく、なんとブラバンの顧問の先生。
近江高校は音楽教員生活20年の樋口心先生が変え始めた。

樋口さんは2003年のセンバツ出場の際に、みんな同じ曲ばかりする応援の伝統に嫌気がさし、曲を変えてみないかと野球部に提案したが拒否される。

しかし、毎年野球部とのコミュニケーションの積み重ねから、当時野球部の応援団長だった高校3年生の加藤大地君という学生から応援を変えたいとリクエストがあり着手。

ポイントは、「手拍子しやすいテンポ」と「よく聞こえる鳴りの良さ」を基準に曲を選んだこと。
そのため、テンポ140前後の曲で鳴りの良いマーチング編成の曲を選んだ。

また、Pitbullの「Fireball」での掛け合いは野球部の学生が作ったもので、ラップの部分で「近江高校!」とみんなで叫ぶ
ところは、近江高校生、保護者だけでなく一般の観客にもわかりやすい掛け声のため、一体感が楽しいと定評だ。

先生の力、そして学生たちの変えたいという想いと工夫から生まれたんですね~。

いかがだったでしょうか。

これからの甲子園はみんな同じ曲じゃなくて独自色を出した応援合戦も楽しみの一つになってきてます。

近江高校の新曲「Hand Clap」がどんな感じになるのか楽しみですよね!!

ぜひあなたも甲子園の試合を見ながらブラバンの曲と一緒に盛り上がりましょう!!

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