コパ・アメリカの対エクアドル戦で先制点のゴールを決めた中島翔哉!
彼が、欧州リーグではなく、中東の国カタールの首都ドーハを拠点とするサッカークラブ「アルドゥハイル」に所属していることはご存知だろうか。
意外と、知られていない中東のカタールのサッカークラブ。
日本代表として活躍する中島翔哉が所属するアルドゥハイルとはどういうところか、またなぜアルドゥハイルに移籍したのか理由を紹介したいと思う。
中島翔哉のプロフィール
中島翔哉(ナカジマ ショウヤ)
所属クラブ:アルドゥハイル(2019年~)
ポジション:MF(日本代表)FW(アルドゥハイル)
生年月日:1994年8月23日
身長/体重:164cm/64kg
※同じくサッカー選手である小池龍太は母方の従弟
中島翔哉の生い立ちから現在まで
母子家庭で育ち、サッカースクールとフットサル教室に6歳の時から通い、2004年には東京ヴェルディの下部組織に所属
2012年には、オランダのアヤックス・アムステルダムに短期留学を果たしている。
久保建英がスペインに短期留学した経験もあることから、中島は先んじて才能を開花させている。
その後、東京ヴェルディに2種登録(18歳以下でもJリーグ公式戦に出場できる登録)
そして、カターレ富山→FC東京へと渡り歩く。
2016年にはU-23代表にも選ばれた。
また、2017年にはポルトガル1部リーグのポルティモネンセSCへ移籍。
そして、現在はアル・ドゥハイルSCである。
中島翔哉が所属するアル・ドゥハイルSCとは?
アル・ドゥハイルSCはその中でも首都ドーハを拠点とするサッカークラブで、6度のリーグ優勝を誇るカタールリーグ屈指の強豪チーム。
カタールリーグは、1963年に創設され、2008年9月にプロ化。14チームが参加している1部リーグは「カタール・スターズリーグ」と呼ばれいる。
カタールリーグの特徴は石油資源で獲得した豊富なオイルマネーを武器に、世界から有力な選手を呼び寄せているリーグとしても注目されていて、近年はアジアからの移籍も多い。
アル・ドゥハイルSCは、国内リーグ以外でも、2012年アジアカップではベスト8にもなった。
アル・ドゥハイルSCで中島翔哉はFWを務めており、同じくカタール代表のアルモエズ・アリは同じFWのポジションでライバルだ。
中島翔哉がアル・ドゥハイルSCに移籍した理由は?
中島翔哉がなぜアル・ドゥハイルSCに移籍したのか理由については、
「知名度ではなく、自分のプレースタイルに合っているか」
「お金や名声ではなく…」
と述べている。
しかし、先ほども言ったように豊富なオイルマネーがあるため中島の年俸は4年半契約で年4億円。
移籍金も44億円がポルトガル1部リーグのポルティモネンセへ支払われており、これはアジアの中ではトップクラスの移籍金であり、アル・ドゥハイルSCが中島に期待を寄せているのが分かる。
確かに欧州クラブよりも知名度やレベル的な環境としてはまだまだのカタールリーグかもしれないが、それでも、アル・ドゥハイルSCを自身で有名クラブにしていくのもいいだろうし、お金も良いので、自身のトレーニング設備やトレーナーを雇うことで技術力、フィジカルな能力アップにもつながることは日本にとっても中島にとっても非常にプラスだ。
今後は、日本代表としてもなくてはならない存在の中島翔哉。
そんな彼にとってアル・ドゥハイルSCは素晴らしい環境なのかもしれない。