女子フィギアスケーターとして、トップクラスの実力を誇る三原舞依さん。
ですが、彼女は「若年性特発性関節炎」という持病と闘いながらも素晴らしい演技を見せてくれます。
そんな三原舞依さんの持病「若年性特発性関節炎」はいったいどんな病気なのか？
私なりに紹介したいと思います。
若年性特発性関節炎は関節が痛む難病
三原舞依の持病「若年性特発性関節炎」は、16歳未満の子どもがなる特発性＝原因不明の病気です。
どうしてその病気になるのか現在は原因不明です。
症状としては、6カ月以上も手足の関節、特に膝や肘などが痛くなったり、発熱があったりします。
発症の割合は、1万人に1人と言われており、稀にみる難病といえます。
この若年性特発性関節炎は、「指定難病107」とされています。
指定難病は、国から医療費等の助成が受けられます。
三原舞依さんも国からの助成をしてもらいながら現在治療中です。
若年性特発性関節炎は、全身型や少関節型などがありますが、三原舞依さんは少関節型で１カ所～４か所の部分の関節炎を発症しているそうです。
若年性特発性関節炎は治るのか？
若年性特発性関節炎は難病と言われていますが、一生治らない病気なのでしょうか？
医師のサイトなどを調べると、若年性特発性関節炎は治る病気と言われています。
三原舞依さんのような少関節炎は40％の人が治り、全体として80％の人が治る病気とのことです。
なので、三原舞依さんも頑張って治療をすれば、完治する可能性があるので頑張ってほしいところですね！！
若年性特発性関節炎で気を付けるべきことは？
若年性特発性関節炎で気を付けるべきことは、いかに関節に負担をかけないかです。
症状が出てしまった時は、しゃがんだり正座はもちろんいけません。
また、肘に症状が出ている場合には重い荷物を持つと負担になるので、ダメだそうです。
三原舞依さんも、大会を欠場し、静養している時期もあります。
おそらくこういった関節の症状が出ているときには練習がなかなかできないことでしょう。
治療優先で、大会出場も無理しないで欲しいですね！！
三原さんが発症したのは2015年
三原舞依さんが発症したのは、2015年のジュニア時代。
全日本ジュニア選手権の1週間前に膝が突然痛くなり、単なるケガかなと思ってテーピングしたまま全日本ジュニア、ジュニアGPファイナル大会に臨みました。
しかし、膝の痛みがきついこともあってか、全日本ジュニアでは8位、ジュニアGPファイナル大会に至っては6位の成績でした。
その後も膝の痛みが続いたため、おかしいと思い、ジュニアGPファイナル大会から帰国後の2016年に病院で診察を受け、若年性特発性関節炎だと判明したらしいです。
なんともショックな出来事でしたが、その後、2017年に世界選手権で優勝を飾り、見事復帰して優勝した姿には多くのファンを魅了しました。
現在も持病を治療中の三原舞依さん。
今後も治療に専念しながらも、私たちに素晴らしい演技を見せてもらいたいですね！
以上、三原舞依さんの持病について紹介しました。
