株の中でもなかなか買えないのがキーエンス。
現在でも6万近くし、最低購入価格は600万くらい。
なかなか個人投資家が買えないレベルの株ですが、なぜ株価が高いのでしょうか。
その理由を紐解いていこうと思います。
キーエンスの株価が高いのは好業績企業だから
いうまでもなく、キーエンスの株価が高いのは業績がずっと良いからです。
2009年当初、1万円台から推移し、今や6万円台。
10年で5倍にも膨れ上がった株価は5倍。
100万で購入していたら、今頃は500万くらい儲かる計算ですので夢がありますよね~。
そして、この株価の値段が高い理由は、もともと好業績企業体質だからです。
工場向けの独自のセンサー技術は国内トップクラス。
そして、営業マンは自分のテリトリーが固定で、しかも製品も1つに特化したもの。
なので、自分の責任と営業力で実績が決まるため、必死だし、付加価値のある提案力が必要となります。
キーエンスは高利益体質
独自のセンサーなどの製品は他の製品に比べて値段も高いです。
これは技術の付加価値もありますが、営業の提案力の付加価値もあるそうです。
キーエンスの営業マンは、相手のニーズを上回る提案をすることが求められており、それが、高い金額でもキーエンスに依頼する企業が多い理由でもあります。
そうなると、当然業績も良いです。
2019年3月期は、売上高は5800億円、営業利益は3000億円。50%が利益という、とてつもない企業です!
IT企業でもなかなかこの利益率は叩き出せません~。
しかも、2013年は1500億円くらいの売上高が2019年には5800億円とおよそ6倍も増えているので、成長力のハンパなさが株価の高さをのし上げています!
ちなみに、1997年くらいにはキーエンスは3000円台と買いやすかったです。
どんどんと業績の好調が続いているため、株価が高いのもうなずけます。
だが、2017年にもあったが、投資家を増やすために株式分割も実施している。
なので、株価が高くなっても多少は投資に手を出しやすいよう施策を打たれる可能性は高いので、
個人投資家にもチャンスは来るかもしれません。
未来のキーエンスを見つけることが投資のカギ
ちなみに株価が高い企業を見ると、化ける企業の株を持てるチャンスが生まれるかも知れません。
例えば、ファーストリテイリング。
株価は65000台とこちらもキーエンス並みに株価が高いです。
しかし、1997年は670円程度でしたので、22年で100倍くらいにはなっているモンスター株です。
また、ソフトバンクも10000円台。1998年には400円台だったので、50倍くらい上がっています。
こうした企業は不況でも稼げた企業ばかり。
ファーストリテイリングは20年の不況、リーマンショックを超えてもなお、ユニクロブランドで低価格ながらも良い商品を作り出してきましたし、世界進出も果たしました。
ソフトバンクは不況でも強いインフラでもある携帯事業を手に入れたり、アリババへの投資成功など企業買収や企業への投資で不況を乗り越えなおも成長しています。
こうした企業を見つけるのは投資家としての楽しみの一つ。
こうした好業績企業を株価が高いときに買うよりも、上場して落ち着いた値段や不況で株価が全体的に安くなったところを狙えば、キーエンスのような株価が高い株もたくさん購入し、今頃は億万長者になれるんじゃないでしょうか。
ぜひ、未来のキーエンス企業を探して、あなたも億万長者になりましょう!