石油施設の攻撃を受けて上場を断念していた石油会社サウジアラコムがサウジ内の証券取引所に上場する予定であることが明らかになった。
2兆円の時価総額も見込まれる大型上場で、その調達資金を使って、脱石油事業への投資や買収を狙っていく考えだ。
そんな魅力的なサウジアラムコ株を買いたいと思う投資家もいるはず。
実際にサウジアラムコの株は買えるのかどうか紹介したいと思う。
サウジアラムコのIPOはサウジアラビア証券取引所
サウジアラムコが実際の上場する予定の証券取引所は国内のサウジアラビア証券取引所。
Tadawul(タダウル)とも呼ばれている。
ここでは、サウジの銀行、保険、ホテル、エネルギー関係の会社などがたくさん上場している。
ただ、東証やNYSEほど有名ではない市場で、外国人もあまり取引していない感じだ。
サウジアラビアの株は購入できるのか?
現実的にはサウジアラコムの株は現地口座を開けないと買えません。
ただ、外国人が口座を開くことは制限されているみたいです。
しかし、2016年に「iシェアーズMSCIサウジアラビアETF」というETFがニューヨーク市場に上場しており、サウジのETFが米国口座を通じて購入できます。
現在の価格や組み入れ銘柄はブルームバーグにて参照できます。
ここに大型上場するサウジアラコムが組み込まれれば株価貢献度が高いので、ETF自体伸びる可能性は大です。
買うなら、まずiシェアーズMSCIサウジアラビアETFを手にするのが手っ取り早いですね。
ニューヨーク取引所のETFを買うには?
ではニューヨーク市場で「iシェアーズMSCIサウジアラビアETF」(通称:KSA)を買うにはどうしたらよいでしょうか。
実は日本の証券会社で購入可能です。
日本のネット証券ではSBI証券、マネックス証券、楽天証券にて米国株が購入できます。
買うには、それぞれの証券会社にて外国株口座を開設する必要があります。
そして、外国株口座を開けば、取引ができるのです。
下は、SBI証券にて検索したKSAです。
2つのうち、下の方にちゃんとありますよね!!
口座開設できれば、売買可能です。
今後サウジアラビアもETFだけでなく外国人がサウジアラビアの株式を直接購入できる時代がやってくるとおもいます。
それまでは何とかETF投資をして期待して待ってましょう。
以上、サウジアラコムの株を買う方法について解説しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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